- 10代の頃に出来るいわゆる思春期ニキビとは全く性質の異なる厄介で治りが遅い大人ニキビが大量発生し炎症後色素沈着でニキビ跡も大量に残る
- 目尻にはちりめんじわが出来て口元には深いほうれい線があり額と眉間には表情じわが刻まれ顔がどんどん老けていく
- 妊娠と出産でホルモン環境が変わったことで肝斑が出来てしまい老人性色素斑や目の下の青クマも重なって目元がくすむ
- 毛穴が開いたり頬骨が際立ったりフェイスラインがぼやけたりたるみの二次的なトラブルが加速しブルドッグフェイスになる
- キメが粗くて毛穴もブツブツで角質がゴワゴワで化粧ノリが悪くファンデーションを塗ると毛穴落ちが目立つ
など、加齢が原因の肌トラブルに悩まされている女性は多いのではないでしょうか。
大人ニキビは乾燥やホルモンバランスの乱れや精神的なストレスなどが原因で発生し、思春期ニキビのように皮脂が多いTゾーンではなく、乾燥するUゾーンに出来るというのが特徴的です。
色素沈着を起こして跡が残る大人ニキビ
なかなか治らず再発を繰り返すという性質上、色素沈着を起こして跡が残るというのが厄介です。
たるみはコラーゲンやエラスチンの減少だけではなく、顔の筋肉や靭帯や骨など皮膚の下に存在する組織が衰えることも原因になります。
それに乾燥が加わることでしわも刻まれ、老け顔に拍車をかけます。
シミには様々なタイプが存在し、肝斑は女性ホルモンのバランスが乱れたときに両頬に発生します。
雀斑や老人性色素斑は紫外線ダメージが最大の大敵となり、肌環境が悪くてターンオーバーが不活発だと色素沈着が進んでシミがどんどん濃くなります。
角質が硬くてキメが粗くなっていると化粧のノリが悪くなるだけではなく、化粧水が入っていかず表面だけが潤うインナードライ肌になってしまいます。
色々なトラブルが重なり合って本格的な老化現象に発展しますので、ちょっとしたエイジングサインを見逃さずに徹底的なスキンケアでエイジングを食い止める必要があります。
アンチエイジング目的のスキンケアの方法
アンチエイジング目的のスキンケアには様々な方法がありますが、大きく分けると外側からの物理的なケアと内側からのインナーケアの二つです。
参考:スキンケア サブスク
外側からのケア
外側からのケアについてですが、基礎化粧品を用いた日々のベーシックなお手入れや肌環境を改善させるためのフェイシャルエステや即効性が得られる美容皮膚科での治療などがあります。
ベーシックなお手入れにプラスすべきなのは、美容液たっぷりのパックや美顔器でのトリートメントなどのスペシャルケアです。
パックは保湿の底上げになり、角質層の奥深くまでじっくりと潤いを行き渡らせることが出来ます。
美顔器にも様々なタイプがありますので、肌悩みに応じて選ぶ必要があります。
毛穴のブツブツが気になる場合はイオン導出美顔器でディープクレンジングをすべきですし、たるみをリフトアップさせたいなら、表情筋に電気刺激を与えて筋トレを促すEMS美顔器、コラーゲン生成のサポートをするラジオ波美顔器を使ってたるんだ皮膚を引き締めて持ち上げましょう。
キメの乱れや角質の硬さを何とかしたい場合は、スチーマーを用いるのが効果的です。
微粒のミストを顔全体に当てて角質を柔らかくすると、その後は化粧水の浸透も違いますし、皮膚の表面が滑らかになり化粧ノリも良くなります。
セルフケアでは通用しない肌環境の悪化が見られる場合はエステティックサロンのフェイシャルメニューを試し、それでもダメなら美容医療に頼るという方法もあります。
アンチエイジング効果がもたらされる美容皮膚科の治療メニューと言えば、表情じわを目立たなくさせるボトックス注射やハリ感を出すヒアルロン酸注射などの注入治療、筋膜に働きかけてたるんだ脂肪と皮膚を物理的にリフトアップさせる医療ハイフなどが人気です。
内側からのケア
内側からのケアについてですが、栄養不足を防ぐための食生活の改善や自律神経のバランスを整えるためのメンタルヘルス対策などがあります。
食事で積極的に摂取すべきなのはビタミンやミネラルやタンパク質で、控えるべきなのは糖質と脂質です。
コラーゲンやセラミドやヒアルロン酸やエラスチンなどのハリや潤いを与える成分、コエンザイムQ10やアスタキサンチンやリコピンなどの抗酸化作用を持つ成分、プラセンタやエクオールや大豆イソフラボンなど女性ホルモンに働きかける成分、水溶性で消費されやすいビタミンB群とビタミンCはサプリメントで摂取するのがベストです。
自律神経のバランスが崩れると代謝が低下してターンオーバーの乱れが生じますので、たっぷりと睡眠をとったり趣味でストレスを発散させたり癒しの時間を作ったりなどのメンタルヘルス対策にも力を入れるべきです。
寝ているときに分泌される成長ホルモンは美肌作りに欠かせないエッセンスですので、睡眠の質を高めることも意識しなければなりません。
まとめ
ブルーライトを避けたりアルコール・カフェインの摂取を控えたり寝室環境を整えたりなどの対策をしましょう。
外側からと内側からのスキンケアをすれば、それぞれがお互いを高め合う相乗作用が生まれます。
最終更新日 2025年5月12日 by syunik