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エスコシステムズの取り組み
地球温暖化を止めるにはCO2削減が必要だということはよく知られています。
各国で減らす取り組みを模索していますが、家庭の小さな積み重ねによっても削減の手助けをすることは可能だとエコ事業を展開しているエスコシステムズは提唱しています。
1.クーラーの設定温度
例えばクーラーの設定温度を1℃上げるだけでもCO2の排出量は減るとされます。
環境省は設定温度を27℃にしている家庭が、夏の間28℃で暮らすことができれば11.8kgも減らせると計算しており、各家庭が実施すれば大きな違いとなります。
28℃だと暑いと感じるならば、カーテンで太陽光による熱をできるだけ遮断したり扇風機を使ったりすると良いです。
扇風機はクーラーよりもCO2の排出量が少なく電気代も安いため、上手く組み合わせて快適な室内を作りましょう。
最近の会社はクールビズが当たり前となっているため、オフィス内の設定温度を28℃に抑えていることも多いです。
反対に冬は設定温度を1℃低くするのが効果的で、環境省は20℃に設定することを推奨しています。
特に寒い時期は20℃より高く設定しがちですが、設定温度を変えるだけではCO2削減が上手くできないだけでなく暖房効果を高めることができない可能性があります。
暖かい空気は部屋の上部に集まるため、扇風機やサーキュレーターで下に移動させます。
やり方は扇風機やサーキュレーターを天井に向けるだけです。
これだけで設定温度20℃でも室内は適度な暖かさを感じられます。
2.できるだけ徒歩を選ぶようにする
また自動車はCO2の排出量が非常に多いため、できるだけ徒歩を選ぶようにしましょう。
自動車に乗る習慣がある人は自然と運動不足になり、肥満などの生活習慣病を発症しやすいといわれます。
勤務先がそれほど遠くないならば、電車やバスで通勤することを検討します。
駅やバス停までの道のりを徒歩で移動することで運動不足を回避し健康を維持できます。
公共交通機関は運賃などでお金がかかると考える人もいますが、自動車はガソリン代や車検代、税金と維持費の高い乗り物です。
公共交通機関を使う方がお金がかからない場合もあるため、一概に自動車の方がお得とはいえません。
都心部は交通網が発達しているため比較的簡単に電車やバスに乗ることができます。
一方で地方に住んでいると駅やバス停が遠くて公共交通機関より自動車の方が身近に感じることも多いです。
最近は燃費の良い自動車が多く開発されており、燃費が良いということはCO2の排出量も少ないことを意味するため買い替え時には高性能な自動車を優先します。
3.待機電力のカット
節電のコツでよく紹介される待機電力のカットもCO2削減に貢献する行動です。
家電は電源を切っていてもコンセントにさしていると電力を消費します。
全く使っていない間に消費されるので経済的にも何の得にもなりません。
デスクトップパソコンなど使っていない時はコンセントから抜いておくのが良いです。
ただしエアコンやテレビは頻繁にコンセントを抜き差しすることで、正常な運転ができなくなったりデータの再ダウンロードに電気を使ったりと逆効果になることもあるため注意します。
エコ家電のほとんどが待機電力を最小限にしているため、買い替える時のポイントにしましょう。
4.シャワーの使用量
シャワーの使用量もCO2の排出量と関係があります。
シャワーを節約というと水道代や電気代の軽減がイメージされがちですが、水を温める時に使用するエネルギーを削減することがCO2をはじめとする温室効果ガスの削減につながります。
家族1人1人が1回の入浴で使うシャワーの時間を1分短くするだけです。
ボディソープで汚れを落とす時などお湯を必要としない時にシャワーを止めれば、1日1分間の短縮は難しくありません。
暖かい時期であれば温度を1℃低くすることも効果的で、浴びる時間は15分~16分以内が目標です。
寒いと長時間シャワーを浴びて体を温めたくなりますが、15分~16分を超えるとお湯の無駄遣いが起こりやすいです。
寒い時は浴槽にお湯を張った方がお湯の使用量は少なく体を芯から温まらせることができます。
浴槽の残り湯は洗濯など再利用することで、CO2を年間7kg減らせます。
5.スーパーなどにエコバッグを持参する
ここ数年で広まったエコバッグは、スーパーマーケットでレジ袋をもらうのが当然という人々の意識を変えています。
レジ袋は原油によって製造されているため、製造時と廃棄時にCO2を排出します。
エコバッグを持参すればレジ袋の消費量が大幅に減るため、マイバッグを標準としレジ袋が必要な客には数円で販売するという形態のスーパーマーケットも増えています。
もちろんエコバッグも作ったり廃棄したりする時にCO2が出るので、レジ袋のように使い捨て感覚で使えば意味がありません。
質の悪いバッグだとすぐに破れて使えなくなるため、丈夫で汎用性の高いものを用意します。
これらは日頃の意識次第ですぐに実践できることで、親が子どもに教えることも簡単です。
1人1人が地球環境に配慮することで、地球はこれからも長く住み続けられる場所となります。
エスコシステムズが務めるサービスの最大の魅力は?メリットはなに?より引用
最終更新日 2025年5月12日 by syunik