KRHは足場関連の事業を主軸に展開している、岐阜県安八郡に本社を置く株式会社で、1988年に設立されています。
約30年の間に210億円を売り上げるまでに成長しており、工事現場などで一目置かれる存在になっているといえます。
従業員数は100名強の規模ですが、今では次世代足場の製造や外国人向けの日本語教育といった事業を専門とする、グループの広がりを見せます。
KRHのルーツは1977年創業の青山商店
ルーツは1977年創業の青山商店で、2年後の1979年に前身の企業が誕生しました。
1988年に信和サービス株式会社が設立、くさび式や架払リース、製造販売が開始されることになります。
商号の変更はこれまでに3度行われていて、2006年に現在のKRHに至ります。
株式会社ではありますが、非上場なので独自性が損なわれることはなく、歴史とノウハウの強みを活かして、右肩上がりの成長を続けています。
現在はレンタルや施工業務も主な事業に位置づけられ、重要な役割を担っている形です。
事業が拡大して企業が成長したことから、本社の岐阜だけでなく、静岡や東京に埼玉と、関東圏で営業所や支社に支店が誕生しています。
くさび式の先駆者
くさび式の先駆者という立場を自負しており、システムのパイオニアとしてサービスの提供が行われます。
1970年代に誕生したくさび式のポテンシャルに注目して、最大限に引き出す製造や架払技術向上に努めてきたわけですから、パイオニアを名乗るのも頷けます。
いわゆるAタイプと呼ばれるくさび式においては誰よりも精通していて、右に出るものはいないといっても過言ではないでしょう。
Aタイプは今では業界の主流ですから、低層建築を始めとして、中高層建築においてもなくてはならない足場となっています。
今後もニーズは強まると見られる見込みで、ますますパイオニアとしての重要性が増す状況です。
企業が大きく成長しても満足することはなく、創業当時の原点に立ち返って、本当に求められるものは何か追求し続けます。
KRH株式会社の信念
それが工事現場を支えるKRH株式会社の信念で、品質や技術の向上に取り組み続ける原動力にもなります。
製造やレンタルに架払工事と、一貫したサービス提供を可能とするシステム構築を実現しているので、品質と技術向上に取り組んだり、注目を集めるのも納得です。
社内には営業と施工チームがあって、時にそれぞれの役割を担ったり協力することで、現場におけるベストなソリューション提供を形にしています。
仮設業界も建設業界も、施主を含めて皆がウィンウィンになれる、そういう理想の足場システム提供を目指し続けけるのが、まさにKRH株式会社の凄みです。
長年の歴史にあぐらをかくことはなく、製造メーカーとして求められること、資材レンタルや架払工事で必要とされるサポートの声に応えます。
工事委託のサポートも提供
工事委託のサポートも提供していますから、改めてシステムを生み出した先駆者、パイオニア企業だと分かります。
様々な現場に対応する為に、取り扱っている足場の資材は充実で、支柱やブラケットに手すりと踏み板、各種のアダプターと豊富な種類が満載です。
補助ステップやジャッキベース、はしごに斜め階段やガードフェンスと、痒いところに手が届く資材揃いです。
安全性を重視しつつ、作業の快適性を確保する現場環境の構築が行えますから、KRH株式会社は相談先として頼りになります。
巨大の建築物の環境構築も可能なので、今までの施工実績には公共施設の名前が数多く並びます。
貯水タンクやイベント会場の仮設事例が豊富ですから、それだけ信頼と実績が大きいといえるでしょう。
2018年にホールディングス体制に移行していますが、企業の規模が大きくなって、社会的な責任もより重たいものになっています。
福利厚生が充実していて給与水準も高い
社員の間では、福利厚生が充実していて給与水準も高く、企業の将来性や安定性が期待できると評判です。
求められる人材のレベルが高めなので、その分入社のハードルは高いですが、しかし一度KRH株式会社に入ることができれば安泰です。
しっかりと休めて仕事とプライベートのメリハリが持てたり、トータルでサポートする顧客対応にやりがいがあると評価されます。
工事現場で欠かすことのできない足場は、今後も公共事業や住宅リフォームの需要が見込まれるので、企業の安定経営は目に見えます。
特に、定番の仕組みを確立したパイオニアという立場は、事業の継続や拡大において、優位なメリットがもたらされることになるでしょう。
会社設立から約30年の数字だけでも信頼性はありますが、専門的な事業に取り組んでいたり、製造から提供まで担っているのも強みです。
まとめ
くさび式は組み立てや解体が比較的簡単で、スピーディーに設置や撤収が行えるのが魅力です。
施工の図面設計や作成を依頼できますし、相談対応のサポートが手厚いですから、どの企業にとっても頼れる存在となります。
需要の絶えない専門的な製品の取り扱いに強みを持っているので、これからも成長から目を離すことができない企業です。
最終更新日 2025年5月12日 by syunik