一言で生活習慣病と言っても色々な症状があります。
症状の出方も人それぞれ、原因や治療法も人それぞれなので一概に何が原因でどんな症状とは言いにくいものです。
ここでは一般的な生活習慣病の症状について紹介したいと思います。
まずは高血圧。
その名の通り血管に強い圧力がかかってしまう病気です。
もともと血圧が高めの人は加齢とともにその症状が悪化することが多いのですが、若いうちは健康的だったのに毎日の食生活や強いストレスなどで急に高血圧の症状が出てしまう人もいます。
ただ自覚症状がほとんどない病気なので、自分が高血圧なのかどうか知らない人も多いものです。
ですが高血圧をそのまま放置してしまうと動脈硬化につながって脳卒中などの重大な病気につながることもあります。
次に肥満ですが、こちらは病気としてとらえる人は非常に少ないです。
小さい頃から太めの人などは自分が肥満だということはもちろんわかっていても、それが重大な病気につながる症状だとは認識していないものです。
ですが肥満は万病の元と言われるほど体に悪影響を与えます。
特に内臓についてしまう脂肪については、そのまま放置してしまうことで体の色々な部分に負担をかけていきます。
動脈硬化や高血圧、更には糖尿病などに発展することが多いので、日頃から食生活を見直したり運動する機会などを設けるなど工夫することが必要です。
それから脂質異常症は血液の中の脂質が増えすぎてしまうことを指します。
具体的にはコレステロールや中性脂肪が増えてしまうということです。
こちらも困ったことにこの段階では症状などはないんですよね。
体つきは細くても脂質異常症である人も多く、何も気づかずに同じように生活してしまうこともあります。
ですが脂質異常症をそのままにしてしまうと、後々脳梗塞や心筋梗塞につながる原因となってしまいます。
それまで脂質異常症に全く気付かず、脳梗塞になって初めて脂質異常症について考えることも多いです。
この他にも生活習慣病はあるのですが、どの症状にも共通するのが食生活やライフスタイルを見直してみることで予防できる可能性が高いという点です。
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ユリアインターナショナルの生活習慣病ニュース
肺高血圧症の発症メカニズムを解明-大阪大
最終更新日 2025年5月12日 by syunik