「メタバースって何?」
「メタバースでできることを知りたい」
「横山英俊さんってどんな人?経歴が気になる」
メタバースとは、コンピューターの中で構築された三次元の空間や、それを舞台に提供されるサービス全般のことを意味する言葉です。
日本国内ではバーチャル空間のひとつで、企業が新規に構築された商業空間をさす意味合いが強いようです。
日本国内でもソニーをはじめとした企業が、積極参入の姿勢を鮮明にしていますが、先進国となっているのはメタ社(旧フェイスブック)やアップル・マイクロソフト(アルファベット社)に代表される世界的企業を展開するアメリカなのはいうまでもありません。
https://syunik.org/businesssale.html
横山英俊氏も注目するメタバースとは
2022年の現時点で注目を集めるメタバースを騙るとき、そこには仮想空間そのものやそこで展開されるコミュニケーションが行えるサービスやプロダクト全般を意識されることになっているようです。
現実世界の自分を「アバター」に仮託して、VRのヘッドセットなどを装着しバーチャルオフィスやチャット・ゲームなどを実践しています。
現実世界の経済活動との融合という観点からは、現実の一部をそのまま複製する「デジタルツイン技術」をより発展させて、仮想世界「ミラーワールド」でリアルの世界に還元できる経済活動やコミュニケーションをすることが想定されますが、世界中の人人に人気がある「フォートナイト」などのゲーム世界としても楽しまれることもあるようです。
この懐の深さや国際的広がりを目の当たりにすると、老若男女・幅広い年齢層にリーチできる可能性を秘めているといえます。
また多方面での拡大や今後の新たなサービスの登場により、含意する意味合いは今後も変化していくことが予想されます。
参考:横山英俊 経歴
旧フェイスブック社の代表であるザッカーバーグ氏による「メタ社」への商号変更
最近急速に注目を集めるきっかけになったのは、旧フェイスブック社の代表であるザッカーバーグ氏による「メタ社」への商号変更が劇的に発表されたことにあるのは間違いありません。
2021年にはこの分野への1兆円規模の投資を発表、すでに2014年にはヘッドセット大手を企業買収しているものの、同社の今後の社運をかけた息のいれようは果たして目論みどおり成功するのか、注目を集めています。
もっとも世界の人人の関心の的になったのは、ごく最近のこととはいえ先見的な企業や個人はかねてより登場していました。
改めて「メタバース」、という用語の語源を探ってみると、この言葉は「メタ」(超)「バース」(宇宙)という二つの単語を合成したものでした。
1992年、作家のニール・スティーブンソンが上梓した「スノウクラッシュ」という近未来小説のなかにあいてです。
仮想空間自体の名称は様々
同作品では架空の仮想空間サービスの名称でしたが、近年のテクノロジーの進歩や情報通信技術の革新的進化により、仮想空間サービスが現実のものになるとそれらの総称としての文脈で使用されるようになってきました。
仮想空間自体の名称は様々あり、バーチャル空間やVR・サイバースペース(電脳空間)などかなり多彩な色合いのものを含んでいるようです。
学際的には定義も試みられており、空間性・自己同一性・大規模同時接続性・経済性・アクセス性などの要素を指摘する識者もいるようですが、それは単に現在提供されているサービスの属性をまとめたにすぎないとも評価でき、いまだに明確で統一的な解釈や基準は存在しないものと見られています。
メタバースの黎明期は、別の文脈からも読み取ることも可能です。
それは各社がインターネットを舞台にサービス提供してきたMMOゲームの存在です。
MMOとは
MMOとは多数のプライヤーがオンライン上で、同じ世界観のもとでプレイを展開し、ときにはユーザー同士でコミュニケーションをとることも可能にしていました。
つまりオンラインにおける分身の活動を、現実のアクションにフィードバックする素地はMMOゲームにおいて自然な流れで展開していったという時系列になっているわけです。
1997年にサービス開始した「ウルティマオンライン」がその魁となるものですが、世界的に関心を勝ち得たのは2000年代中頃のことです。
2006年にサービスが開始された「セカンドライフ」はブームのきっかけになりました。
ユーザー数が100万人を超えたころには、セカンドライフ上には大手金融機関やコンピューターメーカーが相次いで参入しています。
ユーザーは仮想世界でアバターをつかい、プロモーションや発表会を開催しリアル世界の経済活動との接触の可能性を現実のものにしたわけです。
尤も当時はスマートフォンも開発されておらず、ユーザーはもっぱら持ち運びの聞かないパソコンの前で、マウスやキーボードを駆使してアバターを扱っていました。
まとめ
2021年業績悪化を受けて世界的ソーシャルネット企業であるフェイスブックが本格的に、メタバースの実現と事業可能性を高らかに鮮明にしたことで、これまでとは異なる規模と幅広さでのメタバースの可能性に改めて注目を集めることになりました。
現在では仮想世界を主軸にするのか、あくまでリアル活動にフィードバックするのかを巡って異なる方向での可能性が追求されているようです。
最終更新日 2025年5月12日 by syunik