忘年会のシーズンが近づいてくると若手にとって気になるのが、誰が幹事をやることになるかということです。
幹事の経験がない人であっても、幹事の大変さは何となくわかるでしょう。
ただでさえ忙しい中で幹事なんて任せられたら大変だ、とビクビクしている人もいるかもしれませんね。
ひょっとすると、皆さんのなかにも、忘年会ってただの飲み会で、幹事ってその世話をするだけでしょ?そんなの面倒なだけでしょ?と軽く思っている人がいるかもしれませんね。
しかし、甘くみてはいけません。
実際に忘年会の幹事のできによって、上司や同僚からの評価が変わるというのは珍しい話ではないのです。
実際に経験した人なら分かると思いますが、幹事の仕事には、職務遂行する能力だけでなくいろんな能力が求められます。
準備から終了までどのような段取りで進めていくか、忘年会の景品はどのようなものにするかというような計画性や企画力も必要です。
また、出欠確認のやりとりや、忘年会の景品の準備の協力要請など、話を円滑に進めていくためには強調性も必要です。
さらに、全てが予定通りにはいくものではないので、臨機応変な調整力も必要ですし、忍耐力も必要です。
つまり、幹事の仕事を立派にやってのけることができる人はこのような能力があると判断されます。
上手くやれなかったことで、そのような能力がないと判断されてしまうこともあるのです。
よって、幹事をすることになったら、大切な仕事として取り組んでいくべきなのです。
幹事を任命する上司側からすれば、このようにいろんな能力が求められる幹事を適当に選ぶわけにはいきません。
よって選ばれた場合は、その能力があると思われていると前向きに解釈していいと思います。
もしくは幹事をやることによって、そういう能力を磨いてほしいと期待されているケースもあるでしょうね。
幹事に任命された場合は、意気に感じてしっかりと忘年会を成功させようと一生懸命取り組んでいくと良いでしょう。
逆に毎年いろんな人が幹事に任命されるのに自分には全く声が掛からないという人は、面倒なこと任せられなくてラッキーと手放しに喜んでばかりはいられないということになりますよね。
こうしてみると、たかが忘年会、たかが忘年会の幹事、と言うことは出来ないことがわかると思います。
実際にやるかどうかは別にして、幹事を任されても大丈夫と思えるくらい日頃から自分を磨いておこうと努力しておいて損はないと思います。
最終更新日 2025年5月12日 by syunik