販売管理の方法は、企業が進化していく中でどんどんと変化していきます。
例えば、ノートPCやスマートフォンがない時代の販売管理と今の販売管理では違っているのが当然ですよね。
また、もっとさかのぼれば、そもそもパソコンがなかったわけですから、その頃の販売管理は全て台帳上で行われていたことになります。
それも、今はパソコンソフトなどで行うのが一般的になっています。
そしてさらに、クラウドで販売管理をするというスタイルが出てきています。
これはなぜかというと、販売管理ソフトをいれたパソコンで販売管理を行う場合、会社に帰らなくてはせっかくの販売管理の内容が見られないからなんですね。
いちいち、「○○の納期はいつだっけ」「○○の単価は?」「○○って今在庫ある?」というようなことを電話で会社に問い合わせているのは、時間とお金の無駄ですよね。
その点、販売管理データをクラウド化しておけば、外に出ている営業マンたちが、みんな、モバイルPCやスマホ上から手軽にデータを参照することができるというわけです。
これなら、客先での営業もスムーズに行えますね。
もちろん、仕入れ先でも同様です。
いつまでに何がどれだけ必要かをすぐに実数値として確かめることができますし、金額もいくらまでなら出せるのかをすぐに調べられます。
それ以外にも、お客様向けにweb上で請求書や納品物の履歴を見られるようなシステムを作ったり、外部の倉庫あてに何をいつどれだけ出して欲しいかの指示をリアルタイムで出したりすることもできるようになります。
会社に行かなくてはなんの指示も参照もできない、という状況ではなくなるため、即時の処理が可能になり、業務のスピードアップと確実性をはかることができるというわけです。
このように、販売管理の形も、時代とともに移り変わっています。
その時々で、自分の会社にあった形の販売管理をしていくようにすると良いでしょう。
そうすることが、結局は業務の効率化につながるのです。
最終更新日 2025年5月12日 by syunik