ニキビを治すためには皮膚科へ・・・そんなテレビCMを最近よく見かけます。
実際長年ニキビに悩んでいた人が皮膚科で治療を受けてきれいな肌になったと言う声も聞きます。
ただ、普段あまり病院に行かない人にとってはニキビで病院を受診することに抵抗を感じる人も少なくないようです。
では皮膚科ではどういった診察を行っているのでしょうか。
まずニキビ治療を皮膚科で受ける際、その方法は人それぞれです。
出来ているニキビの種類や肌質、肌状態、普段の生活習慣などによって治療方法は異なってきます。
ですので初回はこういった自分の状態を医師に伝えることになりますね。
若い女性などは恥ずかしいという気持ちも大きいようで、ありのままの状態を伝えず症状を軽く話す人もいるようです。
ただ、これだと本当にニキビをきれいに治療することができなくなる可能性もあります。
相手は医師ですので恥ずかしいと言うような気持ちは持たず、気になることは細かいことでも伝えたり聞いたりするようにしていただきたいです。
中学生の方などが出る思春期ニキビも同じです。
年頃なので恥ずかしい気持ちもあるかもしれませんが、先生に症状をしっかり伝えましょう。
症状を伝えたら治療計画を立ててもらいます。
長期に渡って治療が必要だと診断される人もいますし、軟膏を塗るだけの軽い症状だと診断される人もいます。
炎症が起こってしまっているニキビが複数ある場合などは抗菌薬を処方されることもあります。
ニキビは炎症を起こすと赤く腫れたり目立ちます。
そのためついつい自分でつぶしてしまう人がいるのですが、これが跡が残りますし更に悪化する可能性もあります。
こういった症状の場合は医師に相談して適切な処置を行うことで跡が残らずニキビをきれいに治すことができると思いますよ。
また、炎症が悪化して膿がたまったような黄色いニキビになってしまっている場合。
この場合は薬の処方の他に、その場で処置を行うことがあります。
面ぽう圧出といって、皮膚科医が使用する専用器具を用いて膿や汚れを取り出します。
決して痛みを伴うような外科処置ではありませんので心配する必要はありません。
むしろ面ぽう圧出はその場で痛みや赤味の原因である膿や皮脂汚れを取り除いてくれるので圧倒的な効果を得ることができます。
こういった処置はやはり病院で行ってもらえる特権でもあると思います。
このように皮膚科の受診は決して心配になるような要素は持っていません。
ニキビのせいで人の目が気になったり、マスクで隠してしまうような生活を送るより、皮膚科でしっかりニキビを治して明るい毎日を送ってみませんか?
最終更新日 2025年5月12日 by syunik